発見その1　　知らない土地では、カーナビを信頼せよ

　　新聞報道によると、説明会は1時半からとなっていましたから、現地に到着してから、ゆっく
り、食事と思って、時間をたっぷりとって出かけたはずが、カーナビが示す、松原市を通る道を
避けて、堺市・狭山市の経路をとる。考え事をしていると、堺で高速から降りるを忘れてしまう。
暫くすると、鳳町。ここでカーナビを設定し直すと、来た道を戻る指示がでる。少しは、知ってい
るため、真東のはずだとそのまま進み、このあたりで東へと左折する。

　カーナビはすぐ、南にある高速に乗るように指示、時間を見ると余裕があまりないので、高速
に乗ることにし、そちらの方向へ行こうとすると、道が狭く、行き止まりやらで、ますます離れて
いく。散々、走り回ったあげくで、やっと、高速に乗ったら、300メートルほどで、〔泉北ニュータウ
ン〕と案内があります。私の頭は、泉北ニュータウンを横切って、狭山市にはいるつもりでした
から、指示とおりに行きましたら、高速から出てしまいました。高速代の損です。

　指示とおり走りますと、どう考えても、南の方角に走っています。えい、と逆戻りです。走って
いると、日置町を走っていました。(超スピード違反で走りましたが、追いつきません)　

　また、カーナビに頼ることにしました。あっという間に、今度は行き過ぎてしまいました。

現地に近いと思われるところに到着したときは、1時半でした。

発見その2　インターネットの記事は信用するな

　　　現地は、富田林市中野町と新聞にありましたので、大体の位置はわかっていましたが、
詳しく知るために、前日、インターネットで検索し、印刷して行きました。美具久留御魂神社か
ら、懇切丁寧に、道順が記されています。

　神社の左側を進み、住宅街に入る。・・・・・・。車で、その当たり一体を30分走りましたが、現
地らしきものはありません。地元の人に尋ねてもご存知ありません。もう一度、神社にもどりま
すと、神社の前に、お亀石古墳の場所を示す、標識がありました。ホームページに書かれた人
は、ハイキング道だったのです。標識には、2ｋｍとあります。説明会の時間には、とうに過ぎて
います。歩き初めて、50メートルほどで、道は2つに分かれました。右が、山側ですから、右に
進路を取ります。40メートルほどで、又、2つに分かれます。左は、人が並んで通れる広さです
ので、右に取りました。当たり前ですが、右にとり、右に取りましたから、神社に戻ってきまし
た。2キロも歩くのであれば、やはり、車だと、再度車にのり、一帯を走り回りましたが、見つか
りませんでした。

　1時間も経過していますので、間に合いません。諦めました。

ラーメン屋さんに入って、ゆっくり、食事。ラーメン屋さんをでて、いざ、車にと思いましたら、目
の前に、二上山があります。ろくろく、景色などを見ないで駆けずり回っていました。せめて、美
具久留御魂神社でもみて帰ろうと車を走らせます。

　ということで、インターネットの案内とおりに行くと行けないこともあるのだということを発見。

発見その3　美具久留御魂神社の鳥居の真ん中に、二上山がある

　それにしても、こんなに遠くまで来たのに、現地を見ないで帰るのは、悔しいな〜と思いなが
ら、車を北上させていると、左の山の中腹に、青い色のものが見え、人影がみえるような気が
した。ひょっとしたらと思いながら、その方向に向かうと、次第に確信するようになり、現地であ
ることがわかりました。

拡声器からの声が流れています。あれ、まだ説明をしているぞと思いながら、足を早め、受付
へ。

318の数字の入った説明パンフレットを頂戴し、古墳現場へ。

目の前に、平野が広がり、東正面に二上山を眺める山の中腹に古墳はありました。

そのやや、北側に、美具久留御魂神社があり、帰途立ち寄ります。案の定、鳥居の真ん中に、
二上山が鎮座しているのを確認しました。

　地元のひとなら、誰でもしっている事実でしょうが、大発見のような気になりました。

西から、苦労しながらと通って来た位置に、日置町があり、二上山を越えた、奈良県のがわ
には、真東に、大神神社があり、その真東の三重県には、伊勢神宮があり、遠く西には、大江
町にやはり、元伊勢がある。　

　お亀石古墳も、曽我氏のお墓かと言うことになっていますが、やはり、二上山から、眺めなが
ら、この位置にしようと決めたのではないかと思いました。

以上どうでもいい話でした。

少し、お亀石古墳のことについて書きます。

お亀石古墳　現地説明会資料より

　《資料室》

お亀石古墳　　現地説明会より