スサノオの子供をもう一度整理します。
別格の三姉妹
�@多紀理毘売命。亦の名は奥津島比売命と謂ふ。
�A市寸島比売命。亦の御名は狭依毘売命と謂ふ。
�B多岐都比売命。

スサノオの子供は、複雑そうですが、男子は三人です。そして、女性
は須勢理比売命です。
�@八島士奴美神----母は櫛名田比売　(父・足名椎、母・手名椎)
�A大年神-------------母は神大市比売　(大山津見神の娘)
�B宇迦之御魂神---母は神大市比売　(大山津見神の娘)
�C須勢理比売命　(唐王神社の祭神)

前回、大国主神の子供を書きました時に、本文に１７名だと書いてあ
りますが、１３名しかありませんと書きました。ここには書いてありま
せんが、領土の明け渡し交渉の時に、最後まで抵抗した者がいたと
云う記述が記紀共にありますが、其名前は全く違います。古事記で
は建御名方神(諏訪神社の祭神)であり、日本書紀では、香香背男の
名前が書かれています。
　古事記の編集者は、別のところで建御名方神のことを書いている
から、この部分から除外したのでしょうか。　そうであっても、「１７名」
との不一致は、謎になります。

二番目に生まれた大年神のことを記します。
　母は神大市比売　(大山津見神の娘)です。　神の名前には普通は
意味があります。それは現在でも同じことです。子供の将来に願いを
込めて命名するのが普通です。
神大市比売はどのように読まれていたのか判りませんが、最初の神
の字は、血統を表すのではないかと推理しています。
　当時、ユダヤ人が日本には、一杯居たと思われます。ユダヤ人の
と云うことにしますと、多くの謎の解明に繋がりますから、そんな馬鹿
なと思われないで、頭の隅に置いてください。

この大年神は、３人の人と結婚をしました。
�@伊怒姫-----神活須毘神の娘---------この夫婦の間には、５人
の子供。
�A香用姫-------------------------------------この夫婦の間
には、2人の子供。
�B迦流美豆比売神------------------------この夫婦の間には、
10人の子供。

長くなりますから、次回にこの10人の名前を挙げます。