スサノオ(4)で見て頂きましたように、次の三人も、スサノオの子供にな
っていますが、別格です。
①多紀理毘売命。亦の名は奥津島比売命と謂ふ。
②市寸島比売命。亦の御名は狭依毘売命と謂ふ。
③多岐都比売命。
よく図示されているのを見ますが、うまく出来ませんので、バラバラにし
てスサノオ一族を紹介します。
スサノオの子供は、複雑そうですが、男子は三人です。
①八島士奴美神----母は櫛名田比売 (父・足名椎、母・手名椎)
②大年神-------------母は神大市比売 (大山津見神の娘)
③宇迦之御魂神---母は神大市比売 (大山津見神の娘)
少し早いかも知れませんが、次のものは、『ウィキペディア（Wikipedia）』
に書いてあるスサノオの系図です。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%B5%E3%83%8E%E3%82%
AA
大国主神はスサノオの娘の多紀理毘売命と結婚したと古事記には書い
てあるのですが、ここに書かれている系図によりますと、大国主神は、
スサノオの６代目の孫にあたります。普通は、一代を20歳位としますと、
大国主神と多紀理毘売命は、100歳も違うが結婚したことになります。
古事記の読み違えではないでしょうか。
この記事はわたしのような素人の方ではない筈です。こんなひどい間違
いは許されないと思います。
これでは、日本史は無茶苦茶です。
このシリーズは、私は、天皇には、軍隊が居なかったのが不思議で、ど
こかに居たと見付ける積りになっています。
そのメインは、神話と云われる部分になぞが隠されているのではない
かと考えてみるつもりになっています。
どうしてかと云いますと、この十余年、全くの素人ですが、歴史に興味
を持ち始めました。
神話だと云われている部分は、神話ではなく、日本の歴史を伝えよう
とした人達の苦労の末の作品です。
それでも、これまでに書いて来た所では軍隊は現れません。
スサノオ一族
この部分は、太安万侶がぜひとも書き残したかった部分ですから、こ
こに登場する神は、全国のどこの神社に祭られていて、どのような伝承
があるかを調べるのに大切です。
私がこれまで調べたことを交えて書きます。そりゃ、間違いだ等と云
わないで、
『ウィキペディア（Wikipedia）』が書いておられるプロとくらべてください。
