大窪寺跡
朱鳥元年(686)八月九日 <為天皇体不予 祈干神祇>
同二十一日 <桧隈寺・軽寺・大窪寺各封百戸。限三十年>
朱鳥元年(686)八月九日 <為天皇体不予 祈干神祇>
同二十一日 <桧隈寺・軽寺・大窪寺各封百戸。限三十年>
出土瓦から白鳳初の創建らしい。
鎌倉まで存続?
大正三年塔心礎発掘(三重塔)
現在跡地の国源寺は元神武領域から明治初年に移す。
聖徳太子二歳立像は、正安四年(1302)のもので年次の明らかなもので二番目に古い。
桜児伝説
『万葉集』巻十六に二人の男に求婚された桜児という娘が思い余って溢死したと伝える・耳成
山麓の縵子伝説の類話。
山麓の縵子伝説の類話。
巻十六 有由縁并雑歌
昔者有娘子、字曰桜子也、于時有ニ壮子、共誂此娘、而捐生挌競貧死相敵、
於是娘子戯欷曰 従古来于未聞未見一女之身往適ニ門矣 方今壮士之意有難和平
不如妾死相害永息 尓乃尋人林中懸樹経死 其両壮士之不敢哀慟血泣漣襟
各陳心緒作歌ニ首
<昔者(むかし)娘子(をとめ)あり、字(な)を桜子(さくらこ)といひき。時にニ(ふたり)の荘士(をと
こ)あり。共にこの娘を誂(つまど)ひて、生(いのち)を捐(す)てて挌競(あらそ)ひ、死を貪りて
相敵(あひあた)みき。>
こ)あり。共にこの娘を誂(つまど)ひて、生(いのち)を捐(す)てて挌競(あらそ)ひ、死を貪りて
相敵(あひあた)みき。>
3786 春去者 挿頭尓将為跡 我念之 桜花者散去流香聞 其一
(春さらば 挿頭にせむと 我思ひし 桜の花は散りにけるかも)
3787 妹之名尓 繋有桜 花開者 常哉将恋弥年之羽尓 其ニ
* (妹が名に懸けたる桜はな咲かば常にやひむいや年のはに )
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